今日は、農学校始まって以来の、雨の中での稲刈り体験となりました。
受講生さんは、遠くから足を運んでいる方もいて、
日にちをずらす訳にもいかず、
でも稲刈りを体験せずに帰す訳にはいかない!と、
短い時間でしたが、稲刈りをしました。
まずは、今年の稔りに感謝して、お持ち帰り用に抜き穂。
そして、稲刈りのやり方をお伝えしての、手刈り。
稲と握手して、刈り取ります。
冷たい雨の中、皆さん頑張ってました!
稲刈りは楽しい!
「もっとやりたかった!」というご意見がいっぱい出るほど、
稲刈りには、DNAに刻まれた喜びを呼び起こす力があると感じます。
この後は、公民館に場所を移し、
田村校長の作ってくれたおにぎりとみそ汁を食べながら、
交流会としました。
以下、受講生さんの感想の一部です。
「人生初の稲刈りを体験し、収穫の喜びがどういう感覚なのかを少しわかった気がしました。稲刈りが何故か楽しく、夢中になっていた自分を、あとになって不思議に感じていました。稲をカマで切る時の音、手応えが心地よく、自分の中のDNAに刻まれた記憶がそういう感覚にさせたのかもしれません。先代の先輩達がこうやって食をつないできてくれた感謝の気持ちが自然と沸いてきました。無肥料無農薬でも立派に稔った稲を見て、これからの時代は自然栽培の時代だと確信しました。」(佐藤さん・男性)
「テクノロジーが発達しても限界を感じます。大地と生き物は一心同体です。大地が弱れば人間も弱ります。そろそろ原点に戻ろうと考えている人が増えてきているのは、どこか身体が感じているからではないでしょうか。」(匿名希望・女性)
次回は、畑じまいです。
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